試験当日にベストなコンディションを発揮するために, 当日のスケジュールに合わせて体を慣れさせる必要があります。そこで, 思った時間に眠れないという方に眠気を誘導し, ぐっすり眠る方法をご紹介します。
-毎晩、寝る前に行う習慣を決める-
夜更かしばかりしていると, いざ早い時間に寝ようと思っても眠れませんよね。
いつも決まった行動を起こすことによって、脳が睡眠の準備に入るそうです。
-寝る前のスマートフォンをやめる-
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生物学的には人間の脳は太陽が出ている間に覚醒するようにできています。
太陽の光が脳内のメラトニンという睡眠に関わる物質の分泌を抑制することで, 脳の覚醒が起きます。
スマートフォンの光にも, 太陽光と同じくメラトニンの分泌を抑制する効果があります。
-目覚まし時計を見ない-
時計の文字盤やデジタル表示を見ることができないようにした方がよいとのこと。
ちょっとでも見てしまうと「あとこれだけしか眠れない!」と焦り, 眠りを妨げるのに十分な威力を発揮してしまいます。
-カーテンを閉じ, 外の光を遮断-
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暗闇の中の方がよく眠ることができます。
また、街灯や満月の光などであってもそれらの光が原因で体内のメラトニン分泌が抑制されて目覚めてしまう原因となります。
-部屋の温度を下げる-
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夏でもない限りわざわざ冷房を使って下げる必要はありません。
換気をして, 部屋の温度を下げましょう。
ベッドに入る前に部屋の温度を下げておけば、それが体に対して「そろそろ寝ますよ」というシグナルを送るそうです。
-足を温めましょう-
ソックスを寝るときに履いていると眠るのを助けてくれるそうです。
これは足を温めることによって眠りやすい体温に落とすのを手助けしているからではないか?と考えられています。
-香水をふりかける-
匂いは気持ちを落ち着けるのに一役買ってくれます。
アロマオイルや香水を部屋やベッド, 枕にサッと振りかけておけば, よりよい睡眠を行うことができるでしょう。
-セックス-
セックスすることにより体がリラックスし, さらに幸せに感じる化学物質であるオキシトシンが出ることによってストレスが緩和され, 眠りやすくなるそうです。
「セックスは安心して服用できるビタミン剤のようなものらしいじゃないか」
出典:日本科学技術大学 上田次郎