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記述疫学
人, 時, 場所の面からありのまま観察し, 疾病の集積性の原因を明らかにするため仮説を立てる
→死亡者の分布地図を作り, 死亡者が特定の井戸を周囲に集中していることを発見。井戸に原因があるとみて, 井戸を撤去したところ, コレラの流行は急速に終息した。
介入研究
分析疫学によって因果関係が推測された要因を人為的に除去したり付加したりして, 効果を調べる方法
→明治時代, 遠洋航海に出ていた練習船の乗員が多数, 脚気に罹る事態が発生。脚気の原因が食事であると考え, 季節・乗組員・航路などの条件を一致させ, 白米主体の食事から麦飯・洋食に変えただけで航海を実施したところ, 脚気はほとんど発生しなかった。
前向きコホート研究の指標
- 相対危険度
あなたは, タバコを吸ってどれだけ病気になるのか(個人)
1<相対危険度→その要因により疾病が起きやすい
1>相対危険度→その要因により疾病が起きにくい
Point単位がない
- 寄与危険度
もし, タバコを吸ったなら発生率がどれだけ(何人)増えたか(集団)
- 早期割引
早→相対危険度
期→寄与危険度
割→÷
引→-
- 前向きヨウコちゃん!
前向き→前向き研究
ヨウ→要因対照研究
コ→前向きコホート
症例対象研究の指標
- オッズ比
相対危険度の近似値(症例対象研究では, 相対危険度や寄与危険度の算出できないため)
誤差の分類とその対策
調べようとする要因以外で疾病の発生に影響を及ぼす別の因子
- 標本誤差
→標本サイズの巨大化
- 選択バイアス
→無作為化
- 情報のバイアス
→盲検化
- 交絡バイアス
→無作為化