学生・新社会人でも始められる資産運用

お金を銀行に預けていても利子は微々たるものとなっている現在、
資産運用という言葉をよく聞くようになっており、興味があるなと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、資産運用って初期投資が必要であったり結構な知識が必要だと思っていませんか?

実は月々のバイト代の一部でも十分可能な、少額から始められる資産運用はあります。
さらに、株式取引に限っては、お金を増やすだけでなく優待をもらうことで日常生活で得をすることもあります。

今回は数ある資産運用の中で、株式取引と投資信託、ロボアドバイザーで全自動の資産運用についてご紹介します。
※多くの資産運用はリスクが伴います。そのため、自分できちんと理解して判断する事が必要です。

なぜ資産運用が必要なのか

日本人は勤勉に働いて稼いだお金を預貯金に貯めておく人が大半を占めていると言われます。
しかし、最初にも申し上げた通り、昔と違って銀行にお金を預けているだけでは数十年経ってもほとんど増えません。
また、車やマイホーム、子育て、老後の生活のために将来的にお金が必要なのはわかりますが、毎月の給与は日々の努力だけで上げるってことはなかなか難しいですよね。
そういった理由から、現時点で使う予定のない貯金などの余剰金を使って資産運用を始める人が増えてきています。

とっつきやすいのは株式取引

資産運用の中で思いつくのは株式の取引ではないでしょう。
昔と違い、ネット証券も増えているため口座の開設も簡単になり、さらには取引手数料も大手(野村証券、大和証券など)よりもかなり安いです。
ネット証券には下記のようなところがあり、手数料も安く、IPO株(新規公開株)にも対応しています。

  • SBI証券
  • 松井証券
  • マネックス証券
  • 楽天証券
  • カブドットコム証券

ちなみに私は大和証券とSMBC日興証券、マネックス証券を開設しています。
開設は無料ですが、1カ月程度はかかりますので将来的に株式取引をする可能性があるなら開設しておいてもいいと思います。
数万円で購入できる株も多く存在しますし、さらには少額投資非課税制度(NISA制度)もありますので。
また、多くのネット証券では話題の米国などの外国株式の購入もできるようになっています。

株式取引で得られる利益

株式取引をするにあたって得られる利益としては、キャピタルゲインインカムゲインがあります

キャピタルゲインとは、「株式の売買によって得られる利益」のことです。
例えばある会社の株を買ったときは10万円で、半年後に12万円になったので売った。というときに得られる利益(2万円)のことです(手数料は無視)。

インカムゲインとは、「株式を保有することで得られる、配当や優待による利益」のことです。
例えば、ある会社の株を買ったときは10万円で、1年後も変動なく10万円のままでずっと保有していたとします。
この会社は年4%の配当と半年に1度500円分のQUOカードを優待として配っていました。
2回の優待月をまたいだ1年後は、株を持っているだけで4000円の配当と1000円分のQUOカードが手に入ります(税金は無視)。

こういった2つの利益を得ることができます。
短期の売買を繰り返すならばキャピタルゲインを狙い、
長期的な保有を考えているならば、キャピタルゲインとインカムゲインの両方を狙うことが大事になります。

株初心者にオススメなのは、優待も配当も実施している会社の株で、経営が安定している株です。
公開している株式のなかでの配当の利回りは約2%程度で、配当無しのものから5%近くまであるものもあります。
銀行に預けていても、金利はよくても0.01%でしょう。(定期預金等でも多くて0.3%くらい)

しかし、配当を実施している株を保有するだけでそれよりも数十、数百倍近い利回りを得ることができます。
※保有している株式の値段が下がればもちろん配当がよくても実質マイナスになります。

優待ばかり目が行きがちですが、実は配当利回りを考えて資産運用することが長期的には有用になります。

また、信用取引の口座を持つことで、信用買い、信用売り(空売り)ができるようになります。
もし、株価が下がりそうと思う銘柄があれば、空売りすれば利益を出すことができます。
下落相場では、空売りやベア(インバース)型のETFなどを使うことで利益がでます。
詳しく知りたい人は、検索することで簡単に勉強できると思います。

※信用取引はレバレッジを掛けて大きく利益を出すこともできますが、その分リスクも大きいので投資経験の乏しい人は避けるべきでしょう。

投資信託はむずかしい

銀行などにいくと目にしたり紹介されたりする投資信託についてのお話をします。

投資信託とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品のことです。

簡単に言うと、株式や債券などの取引を自分でやるのではなくて専門家に任せるものです。

国内株式は簡単に手を出せますが、海外の株の購入や国内外の債券などはなかなか手出しできないと思います。

国内の株ばかりを購入して保有していても、景気が悪くなり、国内の全ての株が安くなってしまっては資金は減る一方になります。
しかし、景気の良い国の株などを保有しているとそっちは上がると思います。
商品にもよりますが、そういった、資金を分散させることでリスクは軽減できます。

ただ、専門家に任せるということなので、手数料も結構とられます。配当や優待ももちろんありません(分配金がある銘柄もあります)。

見かけの利回りが3~5%あったとしても、手数料もろもろで数%とられる場合があります。
また、国内で販売している投資信託の商品の多くは元本割れをしているものも多いようです。
よっぽどいい商品ではない限り、投資信託で資金を増やすことは難しいと思います。

購入を考えるならば、長期の成長が期待できる、先進国や米国の株式で構成されているインデックスやETF(上場投資信託)が推奨されることが多いです。

ドルコスト平均法で平均利回り数パーセントと言われていても、いざ売却する際に買ったときよりも価格が低い相場が続いていれば損失がでてしまいます。

最近話題の全自動資産運用

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上記の面で、上の投資信託よりもはるかにお勧めできるものです。10万円以上からというハードルはありますが..

また、預かり資産は3100億円を達成(2020年11月10日時点) しているようで、多くの方が最近では利用しており、私も口座開設をしています。

口座の開設は無料ですが、証券会社同様、日数がかかりますので、興味がある場合は早めに開設しておいてもいいでしょう。

さいごに

大きな利益を求めて資産運用を始めてしまってはいけません。
資産運用は簡単ではなく、しっかりとその商品について理解しておかないと思わぬ損失をしてしまうことがあります。
ですので、最初は少額で始めてみて雰囲気を掴んでいくことをおすすめします。
株取引においても、チャートの読み方やPER、信用取引などの存在は、実際に経験してみてから覚えていくのでもいいと思います。

WealthNaviは利用者も多く、なかなか興味深いので、私もタイミングを見計らって始めていこうと思っています。

※多くの資産運用はリスクが伴います。そのため、自分できちんと理解して判断する事が必要です。

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