アレジオンLX点眼液の特徴、従来品との違い

(写真の左がアレジオン点眼液0.05%、右側がアレジオンLX点眼液0.1%です)

2019年11月に参天製薬からアレジオンLX点眼液0.1%が発売されました。
私も花粉症のシーズンにはアレジオン点眼液を使っていましたが、今年は新製品であるアレジオンLX点眼液0.1%を使っています。
個人的な感想としては、従来品より眼そう痒感がかなり抑えられている気がします。

今回発売されたアレジオンLX点眼液0.1%は、従来品とのちょっとした違いがありますので、その特徴とともに紹介します。

アレジオン点眼液について

アレジオン点眼液は、有効成分エピナスチン塩酸塩(epinastine hydrochloride)を含む抗アレルギー点眼剤です。
本剤の有効成分であるエピナスチン塩酸塩は、ヒスタミンH1受容体に結合して抗ヒスタミン作用を発揮するとともに、ヒスタミン等のメディエーター遊離抑制作用によりアレルギー性結膜炎に対して治療効果を発揮します。

ちなみに、「アレジオン」の名称の由来は、病変(=lesion)を無くする(=A)という意味に由来しているとインタビューフォームに記載されています。

詳しくはこちらをご覧ください。
エピナスチン塩酸塩(アレジオン)の特徴

ちなみに、アレジオン点眼液はコンタクトレンズ着用時にも使える目薬となっています。

詳しくはこちらの記事をご参照ください
コンタクトレンズ装着時に使える目薬(防腐剤などの特徴)

アレジオンLX点眼液と従来品との用法用量や効果の違い

今回発売されたアレジオンLX点眼液0.1%

通常、1回1滴、1日2回(朝、夕)点眼する。

従来のアレジオン点眼液0.05%

通常、1回1滴、1日4回(朝、昼、夕方及び就寝前)点眼する。

製品の違い

有効成分の濃度がアレジオンLX点眼液では従来品と比べて2倍になっている以外に、添加物等に違いはありません。

効果の違い

第Ⅲ相 CAC 試験において、アレジオンLX点眼液0.1%が点眼8時間後に抗原誘発した眼アレルギー症状に対しても有意な抑制効果が認められています。
また、アレジオンLX点眼液0.1%が点眼8時間後時点の効果(眼そう痒感、結膜充血の抑制)が、従来のアレジオン点眼液0.05%の4時間目の効果相当レベルであることも示されています。

アレジオンLX点眼液の開発の経緯

季節性アレルギー性結膜炎患者を対象としたアンケート調査においても、点眼薬に対する期待として、「点眼回数が1日2回(朝、夕)」は43% 、また「効果が長続きする」は64%の患者で、効果の持続化を望む意見が挙げられたそうです。そのため、高濃度化により効果に持続性を持たせたアレジオンLX点眼液0.1%の開発に着手したとされています。(アレジオンLX点眼液のインタビューフォームより)

おわりに

従来のアレジオン点眼液0.05%は、2013年11月に発売されたものです。
私もパタノール点眼液0.1%(オロパタジン塩酸塩液)やアレジオン点眼液0.05%を使って花粉症のシーズンを乗り越えていました。
しかし、2019年に今回紹介したアレジオンLX点眼液0.1%が発売されました。
有効成分の濃度が2倍になっているためか、個人的な意見としては、パタノールや従来のアレジオンよりも花粉症症状が抑えられている気がします。
花粉症持ちは春の季節に入ると本当に辛く憂鬱になりますよね。皆さんはどうやってこの辛いシーズンを乗り越えていますか?
私は今回のアレジオンLX点眼液0.1%の使用とデザレックス(デスロラタジン)の服用で今年は花粉症と戦っています。

薬剤師の皆さんは、今回のアレジオン点眼液の用法用量の説明を間違えないように気を付けましょう。

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