『製剤化の方法』のゴロ・覚え方

無断転載は禁止しております!

造粒

球形粒子を作る造粒機

  • 噴火で休憩

噴→噴霧乾燥造粒機

火→撹拌造粒機

で→転動造粒機

休憩→球形粒子

Point造粒とは、粉体、塊状の個体、溶液などの原料を用いて、ほぼ均一な形状と大きさをもつ粒子をつくる単位操作である。
造粒の目的は、
①粒子径を大きくし、流動性を向上させる
②複数成分の混合均一性を保つ
③服用しやすくする
など
解説
【噴霧乾燥造粒機】
→溶液あるいは懸濁液をスプレーなどで微粒化して熱風中で瞬時に乾燥させる操作。比較的小さな粒径が得られる。濃縮、乾燥、造粒が一工程で完了する。

【撹拌造粒機】
→粉体を容器に入れ、回転する撹拌羽根で撹拌しながら結合剤を添加して粒子を凝集させ、これを乾燥させる方法。球形に近い粒子が得られる。

【転動造粒機】
→転動している粉体に結合剤溶液を噴霧するもので、球形に近い粒子が得られる

 

打錠

打錠障害

  • キャラっと乾燥

キャ→キャッピング

ラ→ラミネーション

乾燥→過乾燥

解説
キャッピングとラミネーションは過乾燥が原因の打錠障害である。

キャッピング
→錠剤の上面または下面が帽子状に剥離する現象

ラミネーション
→錠剤の中間部が層状に剥離または分離する現象

 

カプセル剤

硬カプセルの充てん

  • 硬いカップル, ディスコで出会う

硬いカッ→硬カプセル

プル→Press式

ディスコ→Disc式

会う→Auger式

解説
硬カプセル剤の充てん機構には、Auger式・Disc式・Press式などがある。

【Auger式】
→ホルダー内にあるカプセルのボディにスクリューで粉末を押し込む方法

【Disc式】
→粉末が自重によりカプセルのボディ内に自然落下して充てんされる

【Press式】
→ブランジャーを内装したチューブ内に粉末を充てん後、ボディが充てんされたホルダーまで移動し、粉末はブランジャーに押し出され、充てんされる

 

軟カプセルの充てん

  • ナンパに手こずるロリータ

ナンパに→軟カプセル

手→滴下法

ずる→二重ノズル法

ロリータ→ロータリーダイス法

解説
軟カプセル剤の充てんの方法は、ロータリーダイズ法と滴下法(二重ノズル法)の2種類がある。

スポンサーリンク

関連ページ

他教科はコチラ

薬理 衛生 実務 生物 法規 薬剤

薬学に携わる皆さんへ 更新情報も載せているので要チェック!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です