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刺激性下剤
- 暇な先生, ピコピコサンダルで膝こじらせた
暇→ヒマシ油
先生→センノシド
ピコピコ→ピコスルファート
膝こじらせた→ビサコジル
作用機序
- ヒマシ油
トウゴマの種子から採取され, 主成分はリシノール酸のトリグリセリド
→小腸でリパーゼにより加水分解されてリシノール酸とグリセリンとなり, 生成されたリシノール酸が小腸を刺激し蠕動(ぜんどう)運動を促進させ, さらにグリセリンの粘滑作用により水様の便を排泄させる
- センノシド
腸内細菌の作用でレインアスロンを生成し, アウエルバッハ神経叢(しんけいそう)を刺激して大腸運動を促進
- ピコスルファート
大腸細菌叢由来のアリルスルファターゼにより加水分解され, ジフェノール体となり, 大腸を刺激して排便を促進する. また, 水分吸収阻害を有する
- ビサコジル
結腸・直腸の粘膜に選択的に作用し, 蠕動運動を促進. また, 水分吸収阻害作用を有する.
MEMO
刺激性下剤とは, 胃粘膜を刺激して蠕動運動を亢進させる下剤をいう. 作用部位によって小腸性と大腸性に分けられる.
小腸性刺激性下剤 | ヒマシ油 |
大腸性刺激性下剤 | センノシド ピコスルファートナトリウム ビサコジル |