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潰瘍性大腸炎治療薬, クローン病治療薬
- クローンのサラちゃんめっさ(めっちゃ)いい人のフリ
クローン→クローン病
サラちゃん→サラゾスルファピリジン
めっさ→メサラジン
いい人のフリ→インフリキシマブ
作用機序
- サラゾスルファピリジン
スルファピリジン(SP)と5-アミノサリチル酸(5-ASA)のアゾ化合物へ, 大腸の腸内細菌による還元によって各々に分解される
→潰瘍性大腸炎, 関節リウマチ
- メサラジン
5-アミノサリチル酸(5-ASA)の徐放性製剤
→潰瘍性大腸炎, クローン病
- インフリキシマブ
遺伝子組み換え抗ヒト TNF-αモノクローナル抗体
→クローン病の治療及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る):中等度から重症の活動期にある患者
→潰瘍性大腸炎, 関節リウマチ
MEMO
【抗ヒト TNF-αモノクローナル抗体とは…】
TNF-α:Tumor Necrosis Factor(腫瘍壊死因子)
モノクローナル抗体:選択性の高い抗体
関節リウマチの関節内では炎症性サイトカインであるTNF-αが多く産生され, 炎症や骨破壊をきたす.
そのため, 内因性TNF-αの活性を低下させることで抗リウマチ作用を示す薬が使用される.