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炭酸脱水酵素阻害薬
- 焦って汗でた(ダジャレ)
焦って→アセタゾラミド
汗→脱水酵素阻害
MEMO
【作用機序】
STEP.1
近位尿細管の炭酸脱水素酵素を阻害
アセタゾラミドを服用
STEP.2
尿細管上皮細胞で生成されるH+が減少
これは, 尿細管上皮細胞内で起こる反応【CO2 + H2O → HCO3– + H+】に炭酸脱水素酵素が触媒として働いているため, 酵素を阻害されるとH+が減少する
STEP.3
近位尿細管のNa+ − H+ 交換系抑制
Na+, H2Oの再吸収が抑制され, 利尿作用を示す
【副作用】
炭酸脱水酵素を阻害するアセタゾラミドは、H+の尿中排泄を阻害するため, 尿中のHCO3–(糸球体ろ過由来)濃度が増加する.
つまり, 尿はアルカリ性に傾き、反対に血液pHは下がり、代謝性アシドーシスを来す危険性がある.
また, 尿細管内Na+濃度上昇に伴い遠位尿細管におけるNa+ − H+ 交換系が促進し, K+排泄促進され, 低カリウム血症を来す危険性がある.