『注射剤・輸液の調剤』のゴロ・覚え方

無断転載は禁止しております!

懸濁性注射剤の粒子径

  • けんちゃん欠席なしでいこう

けん→懸濁注

欠→血管

席→脊髄腔内

なし→投与ダメ

いこう→150μm

 

乳濁性注射剤の粒子径

  • なっちゃん入籍できない

なっ→7μm

乳→乳濁注

籍→脊髄腔内

できない→投与ダメ

 

単独調剤するシロップ剤

  • ひとりぼっちのシロ, バテた

ひとりぼっちのシロ→単独調剤するシロップ剤
バ→バルプロ酸
テ→テオフィリン

 

単剤投与の注射剤

  • 彼の痰があっしの笛に

彼→カンレノ酸K

痰→単剤投与

が→ガベキサート

あっし→アシクロビル

笛→フェニトインNa

 

  • ひとりでカンフー足がベキッ

ひとりで→単独で

カンフー→カンレノ酸カリウム

足がベキッ→アシクロビル

 

塩化カリウム(KCl)の投与速度

  • 演歌のおっさん40歳, イヤーん

演歌→塩化カリウム

おっさん→0.3%

40歳→40mEq/L

いや→18mL

Point濃度は0.3%(K+イオンとしては40mEq/L以下)
投与速度は20mEq/hr(8mL/min)を超えない速度で静注する→急速静注により不整脈や心停止をおこすことがあるため

 

薬剤の素材への吸着等

  • Qちゃん 急いでニトロにスポットイン

ポリ塩化ビニル製の輸液バッグ・セットへの吸着による主薬含量の低下

Qちゃん→吸着

急いで→硝酸イソソルビド

ニトロ→ニトログリセリン

スポット→シクロスポリン

イン→インスリン

 

  • プロのタクちゃんスッポリかわいそう

ポリ塩化ビニル製の輸液バッグ・セットからの可塑剤の溶出

プロ→プロポフォール

タク→タクロリムス

スッポリ→シクロスポリン

かわいそう→可塑剤溶出

 

  • タクローとQちゃんと忙しくてトロいんすよ(トロいです)

タクロ→タクロリムス

Q→吸着・溶出

忙→硝酸イソソルビド

しく→シクロスポリン

トロ→ニトログリセリン

いんす→インスリン

 

配合変化を起こしやすい主な注射剤

  • 菅野美穂, お風呂でフェラ

菅野美穂→カンレノ酸

お風呂→フロセミド

フェラ→フェニトイン

 

  • リアディゾンの乳

リア→セフトリアキソンNa

乳→乳酸リンゲル

セフトリアキソンと乳酸リンゲルの組み合わせ→混濁

 

生理食塩水・ブドウ糖との配合変化の違い

  • オグシオシス

オ→オキサリプラチン

グ→グルコース(ブドウ糖)

シオ→生理食塩水

シス→シスプラチン

Pointオキサリプラチンは, ブドウ糖注射液で希釈する→生理食塩水などの塩化物と配合はダメシスプラチンは, 生理食塩水で希釈→ブドウ糖(塩素イオン濃度が低い輸液)との配合はダメ

 

  • 黒いトラゲームで死す

黒い→シクロホスファミド

トラ→トラスツズマブ

ゲーム→ゲムシタビン

死す→シスプラチン

Point生理食塩水で溶解させてから使用

 

  • ぶどう入りガアナ(ガーナ)カカオでドキドキ

ぶどう入り→ブドウ糖で溶解

ガ→含糖酸化鉄

ア→アムホテリシンB

ナ→ナファモスタット

カカ→カルベリチド

オ→オキサリプラチン

ドキ→ドキソルビシン

Pointブドウ糖で溶解させてから使用

 

  • ああ召使いのエリさん軽く置き去り

あ→アミオダロン

あ→アムホテリシンB

召→〜メシル酸

エリ→エリスロマイシン

軽く→カルペリチド

置き去り→オキサリプラチン

Pointブドウ糖で溶解させてから使用

 

低張性電解質輸液製剤

  • 開始だ! 脱水 維持 術後回復

かいしっすゅつごかいふく

1号輸液 開始液(かいしえき)
2号輸液 脱水補給液(だっすいほきゅうえき)
3号輸液 維持液(いじえき)
4号輸液 術後回復液(じゅつごかいふくえき)

 

電解質輸液の見分け方

1号輸液(90mEq/L)から順番に減少していきます。
また, 2号・3号輸液にはK+(カリウム)が含まれています。

電解質輸液


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